福田 友子Tomoko Fukuda
職位 | 准教授 |
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学歴 | 東京都立大学大学院、博士(社会学) Ph.D in Sociology, Tokyo Metropolitan University |
専攻分野 | 国際社会学、移民研究 Transnational / Global Sociology. Migration Studies |
教育
現在行っている研究
日本のエスニック?ビジネス研究(移民の主体的な経済活動に関する研究)においては,南アジア系移民企業家の経済活動が活発であることが知られている.主要産業は,①中古品のリユース?リサイクル産業,②ハラール食品産業,③インド料理店,④国際電話や航空券等の代理店であり,これらにはエスニック集団別の集中や分散が見られる.この特徴を生み出す要因は何か.その仕組みを社会学的に明らかにすることを目指す.
著書(単著)
- 福田友子,2012,『トランスナショナルなパキスタン人移民の社会的世界――移住労働者から移民企業家へ』福村出版.
著書(共著)
- 福田友子,2014,「国際リユースとエスニック?ビジネス――中古車?中古部品貿易業における南アジア系移民企業家」小島道一編『国際リユースと発展途上国』アジア経済研究所:133-171.
- 福田友子,2012,「パキスタン人――可視的マイノリティの社会的上昇」樋口直人編『日本のエスニック?ビジネス』世界思想社.
- 福田友子,2012,「千葉県における『内なる国際化』と外国籍住民の状況」および「千葉県内のモスク設立とムスリム移民」房総日本語ボランティアネットワーク編『千葉における多文化共生のまちづくり』エイデル研究所.
- 福田友子,2009,「流入労働者たちの系譜――沖縄出身者,在日コリアン,日系ラテンアメリカ人の集住地域としての鶴見」および「後続世代の女性たちと『地域の国際化』――菅生?あざみ野における外国人支援活動参加者の社会的背景」玉野和志?浅川達人編『東京大都市圏の空間形成とコミュニティ』古今書院.
Books (Author)
- FUKUDA Tomoko, 2012, "Social World of Transnational Pakistani Migrants: From Migrant Workers to Migrant Entrepreneurs," Fukumura Shuppan. (in Japanese)
Books (Co-author)
- FUKUDA Tomoko, 2014, 'Ethnic Businesses in Global Reuse System: Used Car and Parts Trading Businesses among South Asian Migrants' Entrepreneurs,' KOJIMA Michikazu ed., "International Reuse and Developing Countries: Transboundary Transaction of Used Goods," IDE-JETRO: 133-171. (in Japanese)
- FUKUDA Tomoko, 2012, 'Pakistanis: Upper Social Mobility of Visible Minorities,' HIGUCHI Naoto ed., "Ethnic Businesses in Japan," Sekaishiso-sha:221-250. (in Japanese)
- FUKUDA Tomoko, 2012, 'Situation of Foreign Residents and "Globalization of Local Communities" in Chiba Prefecture,' and 'Muslim Migrants and Foundation of Mosques in Chiba Prefecture,' Bousou Japanese Volunteer Network ed., "Approaches to Multicultural Community Development in Chiba," Eidell Kenkyu-sho. (in Japanese)
- FUKUDA Tomoko, 2009, 'History of Inflow of Workers: Ethnic Concentrations of Okinawans, Zainichi (Japanese-born) Koreans and Latin Americans of Japanese Descent in Tsurumi,' and ' "Kozoku Sedai" Women Volunteers and "Regional Internationalization": Social Backgrounds of Supporters of Migrants in the Sugao and Azamino Areas,' TAMANO Kazushi and ASAKAWA Tatsuto eds., "Space Formation and Community in the Tokyo Metropolitan Area," Kokon Shoten. (in Japanese)
担当科目
2018年度授業
学部
開講所属名 | 科目名 | 開講期間 | 曜日 | 授業概要 |
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国際教養学部 国際教養学科 |
4ターム | 木曜5限 | グローバルイシュー演習 | |
2ターム | 火曜3限 | 質的調査法II | ||
普遍教育 | 5ターム | 木曜4限 | 移民の国際社会学 | 「移民」とは何か。移民や移住と聞くと、どこか他人事のように感じるかもしれないが、この授業が主に取り上げる「国際移民」は、留学、海外駐在、海外帰国子女、国際結婚など大学生にとって比較的身近な事象を包摂する概念である。外国籍やダブルの人、およびその友人?知人、近隣住民、親戚にとって、移民はすでに日常の一部になっているだろう。一方で、日本社会において移民は偏見を持って捉えられることが多く、その実態はあまり知られていない。そこで基礎知識として、日本社会における移民の状況について概説的に学ぶ。また日本を含めた国際社会と移民をめぐる問題について、具体的テーマを通して考える。日本と国際社会の事例を比較?検討し、移民をめぐる諸課題について理解することを目指す。 |
大学院
開講所属名 | 科目名 | 開講期間 | 曜日 | 授業概要 |
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人文公共学府 人文科学専攻 |
4-5ターム | 木曜2限 | 国際社会学演習 | グローバル化の潮流の中で、現代の移民?移住者がどのような位置づけにあるのか、それが国際社会学や移民研究においてどのように論じられてきたのか、一方で身近な地域社会において、移民の抱える課題がどのように捉えられてきたのかを、文献講読や具体的な行政施策の検討を通して明らかにする。 |